百崎蒼生のドラフト指名はある?東海大熊本星翔で最後の夏に挑む!
百崎蒼生と聞いて高校野球ファンであればピンとくる方がいるかとは思います。 2年前の秋季大会の神奈川予選から関東大会にかけ1年生ながら大活躍し、ひと際注目を浴びた選手ですね。
それから名前を聞く機会もなくあっと言う間に3年生になりましたが、相変わらず注目を浴びていますしプロ注目の大型遊撃手です! 今年の秋のドラフト指名で百崎選手の名前が上がるのか否か?最後の夏に挑む百崎蒼生選手を徹底考察していきます!
百崎選手とは?
2005年生まれの身長178cm、右投げ右打ちの大型内野手(遊撃手)
50m走6秒2の俊足で肩も強く投げては148kmほどのストレートも投げるとのことで、色々と期待を持てる選手であります。
小学校時代のことはわからないのですが、中学は菊池南中学で部活ではなくボーイズに入っています。
泗水ボーイズ時代の監督で元ダイエー(現ソフトバンクホークス)でも活躍した松崎秀昭さんの言葉では「小学校の時にまだ芽が出ていない状態でしたが、中学生になって成長した選手」と発言をされていることから小学生の頃は余り目立った選手ではなかったのかもしれません。
ですが、ポテンシャルはあったものだと思われます。
中学時代の2年生の頃に熊本県の強豪泗水ボーイズで「ボーイズ選手権」に出場し昨年大阪桐蔭の主将でセカンドを守っていた星子選手と鉄壁の二遊間コンビを組んでました。
結果は一回戦を突破するも二回戦で福井県代表の福井中学ボーイズに6-7で惜敗。
三年時はキャプテンとして活躍。
高校になると野球留学で神奈川の名門「東海大相模」に入学。
2021年秋季神奈川大会でも活躍し秋季関東大会初戦の花咲徳栄戦でスーパー1年生の3番遊撃手として出場し5打数5安打と打ちまくり、次の木更津総合戦でも4打数2安打と大活躍しました。 2021年と言えば春の選抜甲子園で優勝した東海大相模です。
新チームとは言え、高校入学後半年で名門のクリーンナップ(3番)打者として活躍することはとても凄いことですね! その当時の動画もありましたが、一年生とは思えない程の軽快なグラブさばきです。とても落ち着いてます。
守備でも見せ場を作るなど本当に凄いと思います。
しかし、それからというもの百崎蒼生という名を聞かなくなりました。
なぜならば、なんと東海大相模を退部していたからです。
後にわかったことですが、チームメイトと上手くいかなくなってしまったそうです。
こちらの動画でも本人の口から語られています。
言わば天狗の状態 動画(百崎選手は50秒と2分40秒辺りから)
転入してからの1年間、自らの過ちに気づき反省の毎日で、自分が自分でしかみていませんでしたね。
意識が人一倍高い分、チームメイト(同級生)に強く当たっていたようです。
東海大熊本星翔で最初で最後の夏!
東海大相模は辞めることにはなりましたが、百崎選手の地元となる熊本県にある同じ東海大系列の東海大熊本星翔高校に転入し野球の道を続けることになりました。
転入ということなので、1年間公式試合には出場することが出来ませんが、それだけに夏にかける思いは物凄く強いのではないでしょうか。
遂にこの男が高校野球の表舞台に戻ってくる!名門・東海大相模から東海大星翔に転入し、来月より公式戦出場が解禁となる坂本勇人二世・百崎蒼生(3年)。長打が打てる大型遊撃手として早くからプロも注目し、1年間の出場停止期間も腕を磨き続けた。その実力は伸び続けこの夏は自身のバットで熊本を制す! pic.twitter.com/B6GXdLfmBE
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) April 19, 2023
それでも1年秋までに11本塁打だったが転入後は練習試合のみでホームラン数を28本まで伸ばしているので公式戦にも出場していたら40本ぐらいは到達していたかもしれません!
残りの試合にホームランの期待がかかりますね!
それにしても今年の熊本勢はいつもに比べ激戦区となっておりライバル校が沢山います。
百崎蒼生選手の東海大熊本星翔は秋の秋季熊本大会で優勝。
有明高校は春季熊本大会を制し九州大会でも悲願の初優勝。
去年の夏の甲子園のメンバーも数多く残っていて、ベスト8の立役者でもあるU18日本代表候補の直江新選手が率いる九州学院。
春季と秋季の準優勝チームでRKK旗を制した文徳。
そして最後に夏は無類の強さを誇り熊本の雄である熊本工がいます。
この中から勝ち抜いていかなければなりませんので、今年の熊本大会は見物でもあります。
ドラフト指名の可能性
百崎選手は昔から高卒プロ入りと甲子園を目指していると公言しているだけに、プロの球団から指名があればどの球団でも間違いなくいくことになるかとは思います。
高校一年時の関東大会での活躍で一躍有名になりプロのスカウト達からも評価を上げたようで二年後のドラフト候補に名前が上がると言われていました。
それからというもの表舞台から姿は消えていましたが、プロのスカウトの方々は百崎選手に期待し行方を追っているものだと思われます。大型の遊撃手ってプロでも中々いませんし貴重ですしね。
名門・東海大相模では1年秋に背番号6を着け関東大会に導くも、今春に一身上の都合で同校を退学した熊本の神童・百崎蒼生(2年)。熊本泗水ボーイズ時代から強打者として名を轟かせ、東海大相模でも1年にして3番ショートを務めた天才。2023年ドラフト候補にも名が挙がり、今後の動向から目が離せない! pic.twitter.com/GHUxQY29MV
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) April 22, 2022
3年夏で公式戦の出場が解禁となりますが、夏の熊本大会で躍動し甲子園にも出場し活躍などすればスカウトの目に必ずとまると思われます。
ポテンシャル自体非常に高くいいものを持っている百崎選手なだけに期待もできるでことでしょう。
ドラフト上位というのは難しいかもしれませんが、下位や育成での指名の可能性はかなりあるのではないかと推測。
最後に
ジェットコースターのような高校三年間の野球人生を過ごす百崎蒼生選手ですが、転入先の東海大星翔の監督である野仲監督いわく「とても母親思いの優しい子」と言われているだけに、自分の為にというのは勿論のこと、お母さんの為にも頑張って欲しいですし、高校生最後にもう一花咲かせ、行く先がプロに繋がれば良いですね!
恐らく東海大熊本星翔の夏は第3シードとなるかと思われますので、個人的にも球場へ足を運び東海大熊本星翔の試合を観戦してみたいと思います。
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